薔薇とサムライの薔薇について
- 3F
- 2018年9月7日
- 読了時間: 2分
こんにちは、アンヌ役ののW辺です。
何を書こうかとっても悩ましいところですが、、今日は二つお話ししたいと思います。
1つめは、私たちの劇「薔薇とサムライ」について、アンヌ的視点から🥀
物語のヒロイン(というほど可愛らしくもないですが笑) アンヌは海賊上がりの女王様。
戦闘や気の強さは男顔負け、ドレスを着れば
隣国の王子を一発で惚れさせる魅力的な女性。そんな彼女ですから、良くも悪くも人を集めてしまいます。
私が思う作品の見どころの一つは「対比」
一番はアンヌと五右衛門。
2人とも強くて自由で素敵な人物。
私から見ても本当に強くてかっこいい五右衛門に対し、女性でありながら同じく強いアンヌをどんな立場に位置付けるのか。おそらく二人は似てるようで違うんだと思います。
「男だろうが、女だろうが、海の上では平等だ!!」
「女だからって甘く見るのは殿方の悪い癖よ!」
作中でもこんなセリフがありますが、
アンヌには強くても、女性だからこそ持ち合わせている優しさや弱さがあり、だからこそできた選択があったのだと思います。
もしアンヌの立場に五右衛門がいたら、同じ結末になっていたのでしょうか…
そんなことを考えながら、それを表せるような演技を目指してきました。
他にも色んな対比がありますが、ネタやギャグに思いっきり笑いながら、少しだけそんな「深さ」に注目するともっともっと面白いかもしれません👍
そして二つめ、F組に向けて。
この物語においてとにかく重要な役であるアンヌ。殺陣も演技も練習は他の人よりもずっと多く必要で、他の人に迷惑をかけないように、練習は極力休まず、練習には気を張って参加していました。
それでも、自分がもっと頑張れば他の練習もできたかも…と思ったり、殺陣の練習時間が取れず迷惑をかけたり、振り返ると自分のことにいっぱいいっぱいでしたが、
豪華な上に着替えやすさまで考えられた衣装を着て、いつも面白くて真剣なキャストに囲まれて、演出や舞監に何時間も稽古をつけてもらい、本当に周りに支えられていたことを実感しています。
辛夷祭はまだこれから、結果はどうなるかわかりませんが、こんな素敵な、大好きなF組のためになら、どんな演技だって出来るような気がします。
普段なかなか言えませんが、F組のみんな、キャストのみんな、本当にありがとう。
私達の集大成 「薔薇とサムライ」お楽しみに!
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